無理なリフォームはお金が勿体ないだけ

リフォーム工事って実は割高な工事なんですよ。何故か、解体の手間が必要になるからで。作業自体、手ばらしなどの注意が必要となりそんな理由でコストも嵩むんです。

ここで間違えないで欲しい事は、リフォーム全てが悪いって事ではありません。家を長持ちさせる為には、劣化改修などのリフォームは当然重要です。無謀なリフォームが勿体ないってだけです。人気TVプログラムの『前・後』の建物なんて全く感心はしませんね。

今、国は空き家対策で大型リフォームでの改修には多額の補助金が出ます、場合によれば新築以上の補助金も望める訳です。築30年でも家の状態は様々、これは壊すのは勿体無いって家も有れば・・・これにお金掛けるんですか?って家もある。どの場合もそうですが家って一括りに語って良い物ではありません。国が推進してるから間違無いって考えも間違いのもと、国がやる事に間違いは無いって事は無いので。

何故、私がリノベーションなどの大型リフォームを作らないのか、当然作ろうと思えば作れますよ余裕で。構造体はそのまま、内装外装を一新しもうこれで大丈夫、安心安全で新築よりは安く済んだでしょ。これは嘘、リフォームはあくまでリフォーム、新築と同じな訳が無い。

マラソンで42.195㌔走って、シャワーを浴びガチガチにテーピングして、新しいウェアに着替えてもう一度走ったとしても同じパフォーマンスは望めるはずも無いですよね。住宅も同じで、長年の疲労が蓄積してるんです。確かに木材は乾燥が進んで強度が上がる事もあるでしょう、でも腐食などしてる場合もあります。コンクリートは対応年数が有るのですが、30年くらいじゃ強度は落ちていませんが限界は近づいてきます。コンクリートの中性化も進み暴露してることも。構造体の劣化はかなりの調査が必要、まともにやればかなりのコストになるでしょう。間違いなく詳細の検査なんて、歴史的建造物以外はしないと思います。どんなにコストが掛ることか。

築30年の家を1500万掛けて30代の方がリノベーションしたとします。メンテナンスを行い60歳を迎えました、またリノベーションしますか?。構造躯体は築60年・・・新築したいけどローンが・・・こんな状況に私のお客様に直面して欲しくないから、私は乗り気には慣れない事が多い訳です。誰が作ったかも定かじゃない訳ですし。

実はここが重要。施工者・現場担当により家の良し悪しは著しく変わります。30年前に何処の誰々さんが作ったと聞いてもピンと来ません。インスペクションなどの資格もありますが、あの調査方法じゃ私は診断しきれないと思います。一応資格私も持ってますが・・・自分が手掛けた物件以外は簡単には信用出来かねます。

もみの木ハウス・かごしまさんのところで見かけたもみの木の花言葉

『高尚 永遠 正直 誠実』

私の目指す仕事への取り組み方です。もみの木を使う以上日々忘れずに自分の中に持っておきたい言葉です