I様邸現場リポート 基礎工事2

楽しかったオリンピックも閉幕、こんなに熱心に観戦するとは思いもしませんでしたが、感動をありがとう。3年後のパリ開催が楽しみになりました、挑戦する姿は感動を頂けますね。

現場の方も着々と進んでおります。基礎は鉄筋コンクリート造です。鉄筋が入っていないコンクリートは無筋コンクリートと呼ばれます。見た事はありませんが、古い建物だとあるらしいです。

コンクリートと鉄筋はそれぞれに弱点があります。コンクリートは圧縮には強いけど、引張力には弱い。一方鉄筋は圧縮には弱く、引張力には強い。鉄筋とコンクリートはお互いの弱点を補ってしっかりした強度を保ってくれます。

また、鉄筋は錆びやすいですが、コンクリートに覆われると鉄筋の表面に酸化被膜が形成され錆びません。コンクリートがアルカリ性だからです。長年の雨などの浸食で少しづつ中性化していきます、だから鉄筋のかぶり厚さが重要になってきます。被覆が少なければ、錆で鉄筋が膨張し暴露と言うコンクリートの破壊が生じます。大きなRCの建物などでは結構よく見かけます。配筋の施工精度で建物の寿命は大きく違います。適切なメンテナンスも重要ですが。

土間筋もしっかり確保するため一工夫

今回のお宅も良好地盤なので一般的なベタ基礎を採用。土間コンクリートは耐震の為と言うよりは地盤からの湿気を基礎内に入れるのを防ぐために施工します、地震の時には土間コンクリートは一緒に揺れます。土間は無筋って工法もあります。

耐震で重要になる部分は立上り部分です。かぶり厚をしっかりと確保、鉄筋の繋ぎ長さ・開口部分の補強など専門の鉄筋工の職人さんに工事して頂いてます。配筋が終わると第三者に配筋検査をしてもらいます。ここで指摘があると工事は前に進めません。今回ももちろん指摘無し。

第三者(日本住宅保証検査機構)による配筋検査

コンクリートの打設前にアンカーをセットします。土台固定・継手固定・筋交や柱の廻りなど、当初からしっかりと場所を検討し、施工図を業者さんに渡します。アンカーは一定間隔に設置すればいいわけではございません。毎回同じではなく1棟1棟しっかりと検討しております。

 

アンカーの位置が図面通りに設置してあるか確認、たまに1・2ヶ所忘れてる場合もあるので・・・今回はばっちりでした。