浮造りの床

弊社が使ってる、もみの木の床材は表面に浮造り加工がしてあります。

浮造りって何でしょう?。夏場育つ柔らかい部分(夏目)を削って、冬育つ硬い部分(冬目)が削れずに浮き出す内装材の加工法の一種です。冬目が残るので表面に凹凸が出来ます。

上の方が表面、柾目の浮造りが重要

何故、このような手間の掛かる加工をしているのでしょうか?自然乾燥でさえ非常に大変なのに。浮造りのメリットを思いつくだけ書いてみます。

床の表面に凹凸があるので、足の裏と床の間に空気層が出来冬冷たくない。無垢材は新建材のフロア材に比べれば冷たくは無い、浮造りでさらにその効果も大きい。凹凸があるので滑らない、床面をしっかりと踏みしめて歩けるって事。お子様の転倒防止や膝への負担も減ります。

床材による膝の負担って考えた事がありますか?。私は仕事上色んな場所で1日中立ってる経験から言いますと硬い床材は足が本当に疲れる。コンクリートや鉄筋の上などは本当にきついですが、一般の方はそこに1日中立ってるって事も無いでしょう。また、展示会も非常にきつい。複合フローリングの家では、夕方には立ってるのが本当にきつい。もみの木の家の展示会は1日立ってても平気です。普段の生活で1日中立ってるって事も無いですが、膝へのダメージは日々の積み重ねです。それを考えると硬い床材なんて、お客様に勧める気にもなりません。

もみの木の家の鉄則、床面積の200%もみの木を使う。もみの木から空気を綺麗にする成分が出るので、この使用量を推奨しますって鉄則です。200%以上使用すると更に空気の快適性は上がるんです。お客様とも話になるんですがもみの木しか使ってないウォークインクローゼットが一番空気が綺麗って感じる、使用量の違いがわかるんです。

さて、浮造りにすると表面積が広がります。直線より凹凸の方が面積は広がるんです。同じ1㎡でも平滑な床だと当然1㎡、浮造りだと1.4㎡とかになるんです。空気を浄化してくれる面積が増えるんです。

もみの木の床材は静電気を帯びません、これは床に汚れを付着させない効果があります。だから、ゴミが浮く。掃除はもみの木の繊維方向に平行に掃除機を掛けるだけです。

柔い床だと傷が付くんじゃないかと思われる人も多いけど。表面の最前線には硬い冬目の部分がしっかり残るのでしっかりとした強度もある。足には優しく傷にも強い、こんなハイブリッドは他にはない。良い点が更に良い生活へと様々なところで恵をもたらしてくれます。他の材料は勧める気も起りませんね。

もみの木の浮造りの肌触り是非体感してみてください、感動します。